独りとみんな
人間って他者との繋がりがなくなると生きていけない社会性動物なんですよね。
でも、わやわやとつるんでいるとだんだん面倒くさくなって独りが気楽でいいやってなるのも事実。
そしてなんだか寂寥感に耐えられなくなってわやわやした関係に戻っていくんだけど、ある期間が過ぎるとまた面倒くさくなって…の繰り返し。
よくよく考えると気楽に独りになれるのは実はいつでも戻れる場所があるからなんですよね。
戻れる場所がなく独りのままだと、それはもう悲惨。
で、リアルの関係ではなく、あるのかないのかよくわからないような希薄なネット上の繋がりにすら全力ですがりたくなるほど。
でもそんなの当然鬱陶しがられて、今度は自分からではなく仮想空間内の周りのみんなの方が離れていって、また独りぼっち。
そんな繰り返しはもう嫌だ。
だから過度に思い入れはもたないようにするの。
独りでも仕方ないもの。
自分が悪いんだから。
そんな事を思った夜。