Looking for Shangri-La

いつか貫きたい、まだ見ぬ貴方の真ん中を

戦争反対

ではありますが、今日の新聞やテレビの論調には首を傾げるばかり。

覇権主義やら膨張主義で近隣諸国に迷惑ばかりかけている隣国が今現在あるというのに、「いかなる戦争、戦いもいけません」って言うのははたしてどうでしょうか。

例えばチベットとかで今この瞬間にも覇権主義膨張主義と文字通り命をかけて戦っている勇敢な人たちに失礼極まりないですよ。

で、我がニッポンですが、もともと明治期から誰からも文句も言われず我が国の領土であった島の周辺で1970年代に石油採掘の可能性が出てきた途端「実は昔からわが国のものだった」って言い出すのはまさに侵略の一歩手前じゃないですか?

要するに「金品を盗む気で我が家の中に武器を持って勝手に上がり込んで来た暴漢」なんですよね。

それに対して「武器があるから争いになる、こちらから武器を捨ててニッコリ笑って仲良くしましょうと言えばわかってくれるさ」って、あんまりじゃない?

相手の意志はこちらでコントロール出来ないんだから、「玄関に鍵をかけて泥棒を撃退するだけの武器(サスマタとかバットとかゴルフクラブとか)は手の届くところに用意しておく」のが普通の家庭じゃないですか?

戦争って大きく分けて二つあるんですよね。

侵略戦争と防衛戦争。

誰かがワタシの愛する人の身を攻撃しようとしたら、ワタシはたとえ非力であっても可能な限りの手段でその愛する人を守ろうとします。

もし他に手段がないまで追い詰められたなら、最終的には非合法な暴力的手段に訴える事も厭いません。

それは国家でも同じじゃないですか?

ワタシは「戦争反対」ってあまりに粗雑で無責任な意見だと思っています。

それならば「侵略戦争反対」と叫ぶべきでしょう。
それにはワタシも全く同意見ですから。

そして膨張主義覇権主義を隠しもしない隣国には毅然と拒絶の意志を表明すべきです。

商売やら貿易やらがどうのこうのは関係ないですよ。

商売の為に国のアイデンティティ(国土)を売っていいのか、と。

以上、終戦記念日の新聞のテレビ報道への若輩者の稚拙な感想でした。指差して笑ってやって下さい。

蛇足ですが、せめて今チベット東トルキスタンで何が起きているか知っておいて欲しいなと思います。