Looking for Shangri-La

いつか貫きたい、まだ見ぬ貴方の真ん中を

エジプト

同族同士で血で血を洗う泥沼になっています。

ムルシー派はムスリム同胞団ですから日本人に多いイスラムアレルギーからなんとなく悪者扱いされているような気がしますが、実際には民主手続きで選ばれた大統領ですからどちらかと言えば正義は我にありって感じでしょうか。

現体制派(クーデター勢力)は軍が主軸になっているんで、要するに旧ムバラク派の復権の意を受けているという部分も恐らくあるでしょう。

そうはいっても、考古学の吉村作治先生あたりが「ムスリム同胞団が政権を担っていた一年余りで巨額の蓄財をした」とTwitterで非難していますから、どっちもどっちなんでしょうか。

さらに、アメリカの自国都合によるどっちつかずの外交姿勢が悲劇をさらに加速させているとも言えます。

とにかく理由はどうあれ非武装の人が死に過ぎているのはもう許される事ではありません。