Looking for Shangri-La

いつか貫きたい、まだ見ぬ貴方の真ん中を

鉄道系の話題が続く霧島です

みなさま、おはようございます。

 

さて今日の話題はこれ。

 

ペースメーカー:電車の「携帯電話電源オフ」再検討の動き- 毎日jp(毎日新聞)

 

前から疑問だったんですよ。

「優先席付近では携帯電話の電源をお切りになって云々」っていう車内放送。

 

2G時代は確かに「若干の」影響が認められたのは事実ですけど、PHSや3G時代になって「実質的な利用距離ではペースメーカーの動作に影響する事実は確認できない」という公式結論(総務省が認めています)になっているはずです。

 

記事にもあるようにペースメーカーの使用者団体ですらその真実を認めているにもかかわらずいまだに公共交通機関の中で堂々と「電源を切れ」という強制力が働いています。(実際に近鉄電車は車掌がわざわざ車掌室から出てきて「切れ」と「命令」してきます。その車両にワタシしか乗っていなかったにもかかわらず、です)

 

日本でよくある事なかれ主義、無責任主義、責任転嫁主義の典型だと思っています。

 

ネットでもよく車内で老人から命令されてトラブルになるケースが報告されていますが、ひどい場合には老人から暴言だけではなく暴行を受ける場合もあるとか。

 

個人個人の情報格差が原因で刑事事件にまで発展してしまうのは本当に馬鹿馬鹿しいですよね。

 

それもこれもこの車内放送の悪弊が原因です。

 

公共交通機関側の問題だけではありません。

携帯4社も地下鉄内でも停波しない仕組みづくりに一生懸命コストを投入しているクセに、このカルト宗教的呪文放送の停止を要求しないのはまあ姑息というほかありません。

 

ここにも老人悪質クレーマー忌避の責任逃れの姿勢が。

 

そもそも1m程の距離の携帯電話程度の出力の電磁波でペースメーカーが誤作動するなら、大電力を消費する電車内の電磁波環境は影響ないの?っていつも思います。

 

もしどうしても携帯電磁波が気になって眠れないような敏感な方は電車に乗る際には「パンタグラフ」のついていない車両(名古屋市営地下鉄東山線だったら先頭車両か最後尾の車両)に乗ることを強くお勧めしまーす。(たぶん「焼け石に水」だとは思いますけどね)